出展・公開運用情報

国立研究開発法人情報通信研究機構（NICT）の職員有志らによって構成される「無線通信研究アニバーサリーアマチュア無線記念局リレー実行委員会」は、2015年9月1日（火）に東京都立川市の国営昭和記念公園等において実施される、東京都・立川市合同総合防災訓練に参加し、平磯無線（NICT平磯太陽観測施設）創立100周年／標準電波JJY開局75周年／NICT国立研究開発法人化記念局8N100ICTを用いて、短波帯を使った長距離情報伝送訓練の公開デモを行います。人口の多い首都圏において懸念されている広域大規模災害の発生時には、VHF/UHF帯による無線通信では到達距離が不足する可能性があり、短波無線により被災地の外あるいは海外との連絡手段を確保する必要性が高いと考えられます。

東京都は、毎年9月1日の防災の日（関東大震災の発生日）の前後に、都内の市区町村との合同による防災訓練を実施しています。今年は立川市と合同で、JR立川駅前の旧立川基地跡地にある国営昭和記念公園（昭和天皇御在位50周年記念施設）を主会場として実施されます。同訓練は、同日に首都圏全域で行われる九都県市合同防災訓練の主会場ともなります。

記念局8N100ICTは、昭和記念公園みどり橋西部に設けられる「展示・体験エリア」の23番テント（FMたちかわの隣）において、短波通信による展示・体験訓練を行います。

なお、無線通信研究アニバーサリーアマチュア無線記念局リレー実行委員会は、昨年（2014年）にも、東京都杉並区の和田堀公園をメイン会場として実施された、東京都・杉並区合同総合防災訓練に参加し、特定小電力無線機の操作体験と記念局8J10NICTによる非常通信訓練を行いました。今年は2回目の訓練参加となります。

訓練の詳細につきましては、以下のWebサイトをご参照下さい。

平成27年度　東京都・立川市合同総合防災訓練の実施について（東京都 報道発表）

東京都・立川市合同総合防災訓練（立川市 報道発表）

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