文部省電波物理研究所創立80周年・郵政省電波研究所創立70周年記念局
電波物理研究所設置予算要求書 1941年(昭和16年) | 電波研究所本館 1964年(昭和39年) |
交信誠にありがとうございました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
電離層観測と電波伝搬研究は、安定した無線通信の実施に不可欠なため、戦前の我が国では、陸軍省、海軍省、逓信省の3省が独立に観測・研究を実施していました。昭和10年代の挙国一致体制下において、それらの一本化が図られ、各省の技術者・研究者を中立的な文部省(現・文部科学省)に集め、電波物理研究所として1942年(昭和17年)に発足しました。電波物理研究所は翌1943年(昭和18年)に戦時疎開により、陸軍技術研究所と共に東京都心(新宿・百人町)から現在の国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)本部敷地(東京都小金井市)に移転しました。電波物理研究所は戦後に、電気通信研究所への併合を経て、電気通信省(現・NTT)が実施していた標準電波発射業務および型式検定業務と共に、1952年(昭和27年)に郵政省電波研究所になりました。電波研究所は通信総合研究所を経て、現在のNICTの研究組織の母体となりました。すなわち電波物理研究所と電波研究所は、それぞれNICTの本部敷地と研究組織の起源であり、2022年はそれらの創立から数えてそれぞれ80周年と70周年になります。 参加行事一覧(情報通信月間推進協議会サイト) 行事報告書(情報通信月間推進協議会サイト) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
◆記念局の概要
|
|
電波研クラブのトップページに戻る | 連絡先: |